フローとストック
細谷 功さんの『フローとストック 世界の先が読める「思考」と「知識」の法則』を読みました。「具体と抽象」というフレームに、「フローとストック」というフレームを組み合わせ、「CAFSフレームワーク」を提示しています。
具体と抽象も、フローとストックも、日々の思考でお世話になることが非常に多いコンセプトたち。本書は、フローとストック、具体と抽象の考え方について触れた上で、それらを組み合わせたCAFSフレームワークの解説、そして様々な事象をCAFSフレームワークに合わせて紹介するという流れになっています。
フローとストックを中心に解説されていますが、具体と抽象についても一章割いて紹介されており、具体と抽象について読んだことがない人でもキャッチアップできるかと思います。
もちろん、このフレームに当てはめればすべてを説明できるとは言いませんが、複雑な事象を捉えやすくなり、説明しやすくなるとは思います。細谷さんの書籍では、シンプルな構造に当てはめて整理することの弊害についてもきちんと触れられているので、信頼して読めますね。
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