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動画や音声の時代における「書く」の価値

プラットフォームも増え、テクノロジーの発達で動画や音声を制作するハードルが下がったこともあり、動画や音声のコンテンツニーズは上がっています。

文字のコンテンツは、動画や音声と比べて受け取る側の能動的な行動がより求められるため、人のアテンションを奪い合っていたり、可処分時間が減っていくなか、相対的に不利な状態にあります。

生成AIの進歩もあり、テキストのメディアで仕事をしてきた人は、仕事に対する不安を抱えることも多いのではないかと思います。とはいえ、生存の可能性も大いに残されているとも感じます。

けんすうさんがTwitter(X)で、こんな投稿をしてました。PodcastやYouTubeなどのニーズは上がっているのだから、そこの放送作家的な役割を担うといいのではと。

どんなコンテンツも、アウトプットの前には企画を考え、シナリオを考える必要があります。この思考する作業に求められるのは文章です。最終のアウトプットの手前で、貢献できることはありそう。少し前に、YouTuberになるにも文章を書く力が必要、という記事が出てました。

ライターや編集者としての力を抽象化しつつ、分解してみると、以下のようになると考えられます。

  1. ターゲットのニーズ理解

  2. コンテンツの特性理解(映像、音声、文字)

  3. チャネルの特長や傾向理解(YouTubeやSpotifyなど)

  4. 1~3を踏まえて企画に落とし込む力

  5. コンテンツとして形にする力

これに照らし合わせて考えるなら、アウトプットが文字から映像や音声になったとして、変わるのは5の部分といえます。1〜4のステップで培ってきた能力を発揮できれば、貢献できる部分はいろいろありそうです。


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