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「編集部」を透明でフラットな組織にする実験

組織や人事に関心ある人の間では、英治出版から出版された『ティール組織 — マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現』が話題です。

新しい組織形態には、「ホラクラシー」と呼ばれる組織形態もあります。従来のヒエラルキー型ではなく、フラットな組織形態。

「この働き方が正解」というものがあるわけではありませんが、会社のビジョンや事業形態、集まっている人々のタイプによって、適切な形態は変わってきます。

こうした組織の変化の裏側には、インターネットの普及によるリモートワークの働き方が進むことなどもあります。『小さな組織、大きな仕事』の書籍で知られる37signalsのワークスタイルは世界的に注目されました。

サービスを開発する企業の中には、完全リモートで仕事をしているところも存在します。CMSで有名なWordPressの運営会社もそうですね。

こうした組織形態の新たなトレンドが色々と登場しているのですが、これらを編集部の組織づくりに反映できないかと日々考えているわけです。

言うまでもなく、編集部も組織の一つの形態。けれど、編集部の組織形態に言及されることはまだ多くありません。

inquireが運営している『UNLEASH(アンリーシュ)』の編集部では、新しい編集部の形態を実験中。透明性を高めたり、フラットな形態にしたり、色んな情報を共有したり、リモートを前提としたり、色々と取り入れようとしています。

今年に入ってライターとして関わってくれた方は、編集部の運営体制を面白がってくれて、リキッド・サーベイランスと紐付けながら紹介してくれています。

メディアにとってコミュニティが重要で、編集者、ライター、読者と関わり方にはグラデーションがありますが、ここをできるだけフラットに透明にするという挑戦をUNLEASHではしていきたいと思っています。

もちろん、組織の話と同じで、ホラクラシーだからよいというわけではありません。組織が目指すベクトルやビジョンと、形態がマッチしているかどうかが大事。

とはいえ、社会がこれだけ変化しているのだから、社会の変化に伴って組織も変わりやすい状態でなければなりません。インディペンデントに運営しているUNLEASH は、新しい編集部の形態にトライしていきたいと思います。

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編集者。人のクリエイティビティやアントレプレナーシップが発揮される、良き社会のための経済へのシフトに挑戦してます。 inquire Inc.代表、NPO法人soar副代表、IDENTITY共同創業など、小さな経済共同体が集まる生態系づくりを実践中。

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