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「働き方」にもトレンドがある

少し前の漫画を読むと、その漫画が描かれた当時の社会の空気に触れられる。80年代に描かれた漫画を読むと、いろんな発見がある。

漫画「課長 島耕作」の主人公・島耕作は団塊の世代に属し、大手電器メーカー「初芝電器産業」に勤務するサラリーマンだ。作中では、企業間の競争や大企業内の派閥争い、末端で働くサラリーマンの苦悩などが描かれている。

同作品の中で印象に残っている一幕がある。「街のでんきやさん」的な小さな家電屋さんの跡取り息子が主人公との会話の中で、「自営業じゃなくって会社に入って働く時代なんだ」と、小さな家電屋の先行きを案じながら、悲観的に語るシーンだ。

この作品が描かれた時期は1980年代〜1990年代のころ。当時は、たしかにそうだったのだろう。だが、まだ30年も経っていないにも関わらず、「大企業に勤める」働き方を前提とする考え方は揺らぎ始めている。

近年では、スキルを活かしたフリーランスはもちろん、小商いや店舗を経営する個人事業なども増え始めている。副業を推進する流れも強くなってきているし、社会環境の変化に伴って一時期のトレンドであった大きな企業に勤めるということが

大企業に勤める、というのはかなりの長期間に渡って根付いた「常識」のように感じていたが、ここ最近のトレンドだったのかもな、と島耕作のシーンを読みながら感じた。

働き方にもトレンドがある。社会の変化も感じながら、自分にフィットする働き方を選べるよう、普段から準備が必要だ。

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編集者、ブロガー、編集デザインファームinquireの代表。プロジェクトや場、空間、体験、組織など編集の対象を拡張しようと取り組んでいます。NPO法人soarの副代表、IDENTITYの共同創業者です。

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