見出し画像

体と頭の好循環

セルフコンディションの把握と、その維持は年齢を重ねるごとに重要性が増す。無自覚にうまく運ぶことが少なくなり、自覚的なメンテナンスが必要になってくる。

コンディションの把握には、さまざまな方法がある。例えば、数値化だ。ウェアラブルデバイスなどを通じてバイタルデータを収集し、睡眠や運動などの状態をスコアという形で示してくれるサービスも増えた。

このスコアと、自分の感覚とを照らし合わせてみて、実態に即しているのか、実態との乖離があるのかなどを日々チェックする。たいていの場合は概ね実態に即したスコアになる。

だが、自身の調子は数値に表れにくいものの影響も受ける。スコア化できるのは一部の領域に過ぎない。いや、やりようによってはもっと定量化できるのかもしれないが、そこまでは取り組んでいないというのが正しいか。

数値化されると、人は客観視がしやすい。数値化できるものばかりでないのであれば、主観的な評価を磨き、その主観的な評価がよくなるための行動パターンを増やしていく必要がある。

自分の場合、大きく「体」と「頭」に分かれ、それぞれにインプットとアウトプットがある。これらが互いに関係し合っていて、いかにうまく巡るように行動するかが主観的な「調子」に影響する。

体のほうは、なにを食べて、どの程度運動したのか。頭のほうは、どの程度本や映画に触れて、どの程度文章化したのかということになる。体のほうは気をつけやすいのだが、頭のほうはどうもサボりがちだ。

どんなものでもインプットすればいいわけではなく、インプットした後に「いい調子だ」と感じられるものを見つけていく必要がある。それが自分の場合は映画や本ということになる。

インプットばかりでは調子は上がらず、適度にアウトプットしていくことも必要になる。最近は、ブログを書くというのが最低限のアウトプット機会として位置づけている。

結果が数値では表れないものは、結果に対する目標が立てづらい(数値になれば、どの程度のスコアを基準に設定するかが考えやすい)。目標が立てづらいと、うまくできているかを振り返るのが難しい。

そのため、設定しているのは行動目標だ。自分のインプットやアウトプットに対しての行動目標を設定し、それの達成を目指す。これには習慣化のメカニズムなども参考にしながら取り入れている。

体と頭、両方のインプットとアウトプットがいいバランスになっているときに、主観的に調子がいいと感じる。あくまで主観的なものであるため、他の人が同じように感じられるかはわからないため、参考までに。


いいなと思ったら応援しよう!

モリジュンヤ
サポートいただけたらその分、執筆活動等に充当させていただきます!