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お金と空間の共創から生まれた「KOU」

「コミュニティ」の時代になりました。色んなコミュニティがあちこちに生まれ、人は自らの興味関心に合わせて複数のコミュニティに所属するようになっています。

こうしたコミュニティの運営をサポートするためのツールも出てきています。コミュニティコイン「KOU」もそんなコミュニティを支えるツールの一つ。

なぜコミュニティなのか、なぜコインなのか。そもそも、どうしてこういうサービスを生み出すに至ったのか。

KOUのストーリーを伝える編集者として関わることになった筆者が、『KOU』プロダクトオーナーの中村 真広さんに話を伺いつつ、サービスのストーリーを伝えていきます。

目次
・コミュニティを変える「KOU」とはどんなサービスか
・始まりはシェアードワークプレイスの「co-ba」だった
・周囲との共創を通じて作り上げた体験

コミュニティを変える「KOU」とはどんなサービスか

ーー「KOU」は、どんなサービスなのでしょうか。

KOUは、スマホで簡単にコミュニティを作り、コミュニティ内でオリジナルのコインを仲間と一緒にやりとりできるサービスです。

ーーどういった場面で利用するサービスなのですか?

たとえば、仲間に感謝の気持ちを伝える時、「いいね」だと少し軽すぎる。けれど、「お金」というわけでもない。そんなときに使ってもらいたいですね。

これまで価値があるにも関わらず、可視化されてこなかったやりとりを可視化する新たなツールを目指して開発しています。

始まりはシェアードワークプレイスの「co-ba」だった

ーーそもそも、なぜ「KOU」を作ろうと?

最初のきっかけは「co-ba」でした。2011年12月に渋谷にオープンしたシェアードワーキングスペースです。この空間の立ち上げや運営を通じて、コミュニティに対する考え方が変化していきました。

ーーco-baには、僕も会員としてオープン時から参加しました。ちょうど、東京でコワーキングスペースが増え始めたタイミングでしたよね。

そうですね。当時はまだコワーキングスペースという概念が日本には浸透してなくて。色んなプレイヤーの方と、コワーキングスペースという新しい概念を盛り上げるために協力していました。

ーーco-baにはコミュニティの要素が多数あったかと思います。KOUの発想につながったのはどういった点だったのでしょうか。

コミュニティの盛り上がりというのは、体験している人はわかるのですが、そうでない人にはなかなか伝わらない。どうやったら盛り上がりを共有できるのか?を考えてみたときに、盛り上がりを測るモノサシがなかったんですね。

co-baができた当時は、Twitterに牧歌的な雰囲気があり、タイムラインが盛り上がっていると、比例してリアルの場も盛り上がっていました。Twitterを見ていると、コミュニティの盛り上がりもわかった。現在は、ソーシャルメディアの状況も変わり、以前ほどは相関が見られなくなっています。

可視化されると、課題の発見が早くなり、改善のためのアプローチも考えやすくなります。また、素敵なやり取りがコミュニティのメンバーに共有されると、そのふるまいが反復されやすくなる。良いコミュニティが社会に増えるためには、可視化のためのツールが必要だな、と。

周囲との共創を通じて作り上げた体験

ーーco-baは当時上陸したばかりのクラウドファンディングを通じて資金集めを行っていました。新しい場作りの手法を取り入れたことも、KOUの発想には影響しているのでしょうか。

影響していますね。今の自分のコミュニティに対する考え方には、クラウドファンディングの経験が大きく影響しています。

クラウドファンディングを通じて、色んな人の色んな想いを集合させて、「co-ba」は形になっていきました。

クラウドファンディング後も映像配信を通じて空間を作っているプロセスを伝えていったり、ソーシャルメディア上の双方向のコミュニケーションの中で設計が変わっていく。

あのときは、お金集めや空間づくりを通じて、みんなで同じ方向を見て共創していることを感じました。あの体験は、自分を変えた大きなきっかけの一つですね。

ーー無事、co-baが始まって、場を運営する過程でもコミュニティの価値を感じることはありましたか?

co-baを運営する中でも、コミュニティが重要だという実感は強まっていきましたね。だから、ツクルバでも、事業や組織のデザインにおいて「コミュニティ型アプローチ」を大事にしてきました。

「互いに同じ方向を向く仲間であることを基本のスタンスとして、その中で事業活動をしよう」と会社のメンバーにも伝えています。

もちろん、必要に応じていくつかのコミュニケーションスタイルを使い分けてはいるのですが、「コミュニティ型アプローチ」は重要です。

一方通行な関係性ではなく、互いにコミュニケーションし合い、n対nのメッシュ状の関係が理想のコミュニティの姿ですから。

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KOUがどのように生まれ、この先何を目指すのかを今後複数回に渡って紹介していきます。

(次回予告)「スタートアップと資本主義」

KOUのサービスストーリーについては、こちらのマガジンからまとめて読むことができます。

↓KOUのアプリダウンロードはこちらから。



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モリジュンヤ / inquire

編集者、inquire Inc代表。NPO法人soar副代表、IDENTITY共同創業者。 noteでは、編集やライティング、メディアやビジネスなどについて書いてます。

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