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私たちが生きやすい社会を実現するためのデザインプログラム「OURS」を始めます

理事を務めているNPO法人soarと、issue+design とで新しい取り組みがスタートしました。

社会的マイノリティが生きやすい社会を実現するための商品、事業開発を支援するプログラム「OURS」を立ち上げ、共同で運営していきます。

小さなニーズに寄り添える時代

これまで多くのプロダクトやサービスは、マス向けに作られてきました。経済合理性を考えるなら、仕方のないことでもあります。ですが、最近では環境も変わってきました。

商品が個人に合わせてカスタムされたり、パーソナライズされたり。テクノロジーによって、マスカスタマイゼーションが可能な環境ができてきたり。カスタマーエクスペリエンスへの注目が集まり、顧客の視点が改めて見直されるようになったり。

社会の流れを見ていて、これまでの大量生産大量消費の方法では汲み取れなかったニーズを汲み取り、プロダクトやサービスにしていくための土壌が整い始めていることを感じます。

少数派ニーズに応えるための「インクルーシブデザイン」という手法では、エクストリーム(極端な例)を理解することから、メインストリーム(主流)でのイノベーションが生まれると考えられています。

編集の可能性の開拓

soarが取材を通じて関係を築いてきた、社会的にマイノリティとされる方々の声をプロダクトやサービスの開発に反映させていくことは、社会に新しい価値を生み出すために必要なこと。

メディアの中に読者コミュニティとともに商品開発に取り組む事例も増えてきていますが、soarもコミュニティのみなさんからの声を集め、サービスやプロダクトのヒントとなるようにデザインしていくお手伝いができたらと考えています。

issue+designは、10年間「社会の課題に、市民の創造力を」を合言葉に様々な社会課題解決のデザインプロジェクトに挑んできた団体です。issue+designとコラボレーションすることで、「OURS」を始めることができました。

「OURS」が私たちみんなが暮らしやすい社会に向けた取り組みとなるよう、これから挑戦していきたいと思います!興味のある企業の方はぜひご連絡ください!

プロジェクトに込めた思いや経緯などは、こちらの記事をご覧いただければと思います。


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モリジュンヤ
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