メディア間でのコンテンツ売買
文化通信社が、新聞社や出版社などのメディア企業がコンテンツを相互に売買できるプラットフォーム「MediaLink(メディアリンク)」を2024年11月29日に開設しました。
このクローズドサイトでは、全国の新聞、雑誌、書籍、地域紙、情報誌、Webメディアなどのコンテンツを有料で相互に利活用でき、文化、歴史、芸能、人物、食、旅など、長期的に読まれる内容が対象となっています。
せっかく各メディアがつくったコンテンツがより多くの人に伝わるようになることは歓迎したいこと。また、こうしたコンテンツ販売を通じて、参画メディアの新たな収入源となる可能性もあります。
実際、どの程度他のメディアのコンテンツを買いたいとなるのか、買ったコンテンツを自社メディアで掲載した際にオーディエンスにとってもよい体験とできるのかなど、気になることは盛りだくさんな取り組みです。
独自のコンテンツ制作やオーディエンスとの関係などがメディアの価値だと考えていますが、メディア間のコンテンツ売買がうまく成立しそうとなったときに、この価値の磨き方にどのような変化が生じるのかも考えてみたいところ。
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