文章における「正しさ」と「個性」

このあいだ、ふみぐら生活さんのnote「音楽業界も出版業界も正しいことをやりすぎて、みんなで駄目になってる件」を読んで共感し、ツイートしたところ、反応がけっこうありました。

ものすごくかいつまんで説明すると、表記ゆれなど、文章を書く際になくしたほうがいいと業界で考えられているものに対して、必ずしもそうとは言えないかも、というお話。詳細は上記のnoteをお読みください。

僕が感じたことは、ルールを守って執筆することと、文章に個性を持たせることについて。

ルールを守っていれば必ず魅力的な文章が書けるようになるかと言われると、そうではないですよね。人を惹きつける文章で、こうした表記ルールを守っていないものも珍しくはありません。

表記ルールを準拠した文章は「上手い」と言われるものではあります。ですが、書き手の個性は出にくいですし、そのため代替もされやすい。

表記統一などのルールは、スポーツなどにおける基本のフォームのようなもの。基本を抑えることはもちろん大事ですが、その上に自分なりの特徴を加えていくことが必要になってきます。

文章を書いて生きていきたいと考える人は、この点は意識しておいたほうがいいのではないでしょうか。web上で文章を書くことが増え、webでは誰がその文章を書いたのか、ということも注目されますから。

ただ、依頼を受けて納品物として文章を作成する際には、フォーマットやルールを守ってライティングすることはとても大切です。

このあたりの話になってくると、「作品」と「商品」の違い、みたいなことになってきますが、それはまた別の機会にまとめたいと思います。

まぁ、基本が疎かなままで応用を身につけようとしても、たいていの場合はうまくいかないので、やはり基本やルールは覚えておくにこしたことはないと思います。

この「基本」を身につけるだけでも大変な作業です。自分もちゃんと基本を抑えられているとは思えないので偉そうなことは言えないのですが。

物書きの末席にいるものとしては、色々学んでいって人に喜ばれる文章を書けるようになりたいものです。

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編集者、ブロガー、編集デザインファームinquireの代表。プロジェクトや場、空間、体験、組織など編集の対象を拡張しようと取り組んでいます。NPO法人soarの副代表、IDENTITYの共同創業者です。

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