モデレーターを担当する時に実践しているコト

トークイベントでモデレーターを担当することが多く、モデレーターおじさんみたくなってきたので、日々何を考えてモデレーターしているのかをまとめておきます。

準備編

自分がイベントの開催側のケースも、頼まれてモデレーターだけするケースも両方ありますが、まずはトークゲストについて知ることと、事前のコミュニケーションをします。 

・イベントテーマにおける各ゲストの役割の把握
・話してもらいたいと思うトピックのリストを作成

トピックのリストをゲストに共有した上で、コミュニケーションをして、下記の情報を整理します。()中には、例えば働き方をテーマにしたイベントの場合の情報を書いています。

・ゲストごとのキーワード(副業、育休、ベンチャーなどなど)
・話せるエピソード(副業で苦労した話)

あとは、各ゲストがどれくらい話し慣れているのかも事前に把握しておくと良いかと。イベントに登壇する人がみんな話慣れているわけではないので。

当日編(トーク前)

続いて、当日。事前に集まってコミュニケーションしている時には、流れの確認等をします。事前の準備ができていたら、そこまで問題ないはず。

進行をある程度任せてもらえるイベントの場合、アイスブレイクとして「チェックイン」をやります。チェックインとは、会議・ミーティングやワークショップ、インタビューなどの初めに行われる意識共有のこと。

普段は何をしているのか、今日のイベントでは何を聞きたいのかなどを近くにいる参加者同士で話してもらいます。3〜4人で話をしてからイベントに入ることで、参加者の緊張もほぐれます。

ついでに、登壇者の緊張もほぐすことにもつながります。話しやすい雰囲気のイベント会場の空気を作るのはとっても大事。

当日(トーク中)

チェックインも終えたら、トークイベントに入っていきます。ここでは、トーク中に気を配っていることを書き出していきます。モデレーターをするときに気をつけているのはこんなことが挙げられます。

①ゲストの話に相槌を打つ
②話の内容を整理してリピートする
③話から頭の中でキーワードを抽出する
④関連するキーワードを持つ人に話をふる
⑤発話量や話す時間をみてパスする
⑥参加者の声を代弁する

それぞれの内容を簡単に補足していきます。

①ゲストに「聞いてますよー」って示すのも大事です。ゲストが話しやすくなります。

②ゲストの話を聞きながら要点を端的にまとめて、シンプルにしてリピートします。そうすると、参加者の人も何の話だったのかがつかみやすくなります。

③④話を聞きながら話の中に含まれるキーワードを思い浮かべておきます。事前に整理していたキーワードと照らし合わせながら、別のゲストに話をするときにキーワードを使います(ちょうど「◯◯」の話が出たので聞きたいのですが〜とか)

⑤登壇者が複数人いる場合、発話量がバランスよくなるように話を振っていきます。同じ人がずっとしゃべってるってことが内容に配慮。

⑥イベントの参加者が気になってそうなことはモデレーターが代わりに聞いちゃいます。これはワークショップ等におけるファシリテーターの役割と同じですね。

おまけ

チェックインをすると、チェックアウトもするのが普通なのですが、それはモデレーターにおまかせします。ただ、トークゲストの話を聞いた後に、質疑応答に入る前に参加者同士で気になったことをシェアする時間を持つのはいいかなと思います。

話をずっと聞いてもやもやと気になったことが生まれたとして、いきなり質問を求められて話せる人ばかりではありません。人に話しているうちに整理されたり、人の話を聞いているうちに整理されたりもします。この時間を挟んでから質疑応答に移ったほうが質問も出やすいかな、と。

最後に

モデレーターが話し過ぎないというのが何より重要です。おまけくらいのつもりで参加するのが良いです。

【追記】最所さんがモデレーターについてnoteを書いてたのでこちらに貼っておきます。モデレーターという仕事に適切な対価が支払われるようにしたいですね。


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モリジュンヤ / inquire

編集者、inquire Inc代表。NPO法人soar副代表、IDENTITY共同創業者。 noteでは、編集やライティング、メディアやビジネスなどについて書いてます。

編集的経営論

編集者が株式会社やNPO法人の経営を通じて生まれた思考のメモ。経営や組織、事業などについてまとめていきます。
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