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リブランディングが出会いのきっかけに

今日は新横浜駅のお土産コーナーでパッケージの可愛らしさに惹かれて、実家のお土産にと「フランセ」のお菓子を買いました。

実家について中身を開けてみたら、紙袋や包装紙、個包装までクリエイティブが統一されていて、これは誰が手掛けているのだろうと。

少し調べてみたら、もともとは戦後まもなく渋谷の洋菓子店からはじまった「横濱フランセ」が、2016年に60周年を迎えた際に「フランセ」としてリブランディングしたものでした。

このリブランディングの背景には、お菓子メーカー「シュクレイ」が「横濱フランセ」を子会社化し、吸収合併したことがあり、50〜60代が中心だった顧客から若い世代を取り込むためのリブランディングであったようです。

このあたりのブランディングの背景について、amanaさんのサイトでインタビューが紹介されていました。コンセプトづくりからビジュアルづくりの裏側が紹介されています。

古くからのファンが社内外にいるがゆえに、リブランディングに対する逆風も強かったようですが、今ではそれも乗り越えてリブランディングとしては成功したといえる状態に。

もともと、「横濱フランセ」は全国に約600店舗を展開していたそうですが、自分は出会ったことがありませんでした。リブランディングをし、新しいブランドコンセプトを表現した北澤平祐さんのイラストに目を惹かれて、僕はフランセのお菓子を手に取ることになりました。

こうしたブランドの変化が起こることによって、自分のように新たにブランドに出会えることがある。そんなリブランディングの価値を小さく体験できて、少し嬉しくなりました。

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