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劇場版『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』

『エヴァンゲリオン』シリーズを手掛けたスタジオカラーとサンライズが共同製作する新たなガンダムシリーズ『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)』のTVシリーズ放送に先駆け、一部エピソードを再編集した劇場先行版を観てきました。

監督は『フリクリ』『トップをねらえ2!』などを監督した鶴巻和哉。シリーズ構成・脚本には『少女革命ウテナ』や『STARDRIVER』の榎戸洋司。『ヱヴァンゲリヲン』シリーズ等を手がけた庵野秀明も脚本として参加する豪華作品。

もともと、ガンダムシリーズは好きなところに、スタジオカラーが共同製作するということで、「これはもう観るしかない!」と思っていたのですが、上映開始後に「ネタバレを絶対にしない」「ネタバレを踏む前に観たほうがいい」とSNSに書き込む人が多く、急いで観に行きました。

内容についてはネタバレになるのでここでは触れませんが、これを観た人たちがネタバレをしないでいられるファンの治安の良さには驚きました。公式がネタバレにつながるような投稿や配信を避けて、と呼びかけているとはいえ、このご時世に作品のネタバレを避けるというのはなかなかできることではないですよね。

コンテンツがあふれるなかで、映画館に足を運んで作品を観るというのはハードルが高くなります。一定、どのような作品なのかがわかったほうが視聴のハードルは下がるため、ネタバレが有効に働くこともあります。

とはいえ、一度限りの初回の体験において、重要なネタバレを知らずに新鮮な感覚で作品に触れられるというのはとても大切なこと。作品のネタバレに対してどのように向き合うのかは、つくる側、体験する側、双方にとって重要なテーマになりますね。


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モリジュンヤ
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